おとうふメンタル

脳内記憶容量不足分

これも投げつけ

神様でも何でもないただの人間を、私にとって唯一の神にしてしまった。これは私に責任がある。同じように感情があって、好きなもの、嫌いなものがあり、欲しいものやなりたい姿があるのに、私はそれを全てないものように、見ないふりして願望だけ投げつけた。世間に見せる顔、ファンに見せる顔、仕事仲間や友人に見せる顔、そして家族に見せる顔。どれも違って当然なのに何を勝手に知った気になっているのだろうとぼんやり思う。それは過去の自分の呟きを客観的に眺めるとよくわかる。勝手に神にでもなったような物言いが多く、気持ち悪くて吐き気がする。そのままって何?ありのままって何?丸腰で戦場に出ていく阿呆はいないのに、勝手に期待し勝手に失望し、ファンって何なんだろう。

つくづく私は誰かとオタクすることが向いていない。というより誰かと何かに取り組むこと自体が向いてない。ひとくくりにされるのがかなり不愉快だ。共通点といえば同じ人や物が好き。それだけ。集合体は気持ち悪い。自分の意思に関係なくこうあるべきと決めつけられる。苦手なままだ。それはどの界隈に逃げても同じ事で向いてないのだろうな。このままぼんやり生きた方が自分の為なんだろうな。

味や接客が合わないお店なんて二度といかなければいいだけの話なのに、もう自分のいるべき場所ではないのに、それでも離れられないなんてこれが執着っていうやつか。