おとうふメンタル

脳内記憶容量不足分

キティちゃんいいじゃん

20年くらい前の話になるが、幼稚園の卒園式を終えた後、園長先生がひとりひとりに手縫いのトートバッグをプレゼントしてくれたことをたまに思い出す。私は地方都市のそのまた衛生都市に住んでいて同級生もすごく少なかったからこそ出来たことだと思う。でも大変だったことは見て取れたし、とても可愛くて嬉しかった。サンリオの布地で、キティちゃんが3つとマイメロが3つ。男の子の方は覚えていないけどあちらも2種類だったかな。どちらもかわいいな〜とぼんやり眺めていると、選ぶまもなくマイメロはいわゆる上位カーストの子が持っていってしまった。私はキティちゃんも好きなので問題はなかったのだが、それからマイメロは可愛い子、またはカースト上位の子が持つもの、転じてピンクでひらひらでふわふわしたものは私は身につけちゃいけないんだと思った。もちろんキティちゃんが悪いわけでもマイメロが悪いわけでもなかったけど、幼心に頑なに思い込んでしまって、今でもピンク系のものが回ってくると少しドギマギする。それから色を選ぶものは無難に白や黒、グレーを選んでしまう癖が出来た。書き出してみて思うが、この色も割と人を選ぶ気がしてきた。逃げ道がない。

メンバーカラーってあるじゃないですか。赤はセンターでエース、黄色が元気キャラ年下の子みたいなイメージに合わせたやつ。どうしても色にその人を結びつけてしまってますます色選びが難しくなりましたってそれだけの話です。少なくとも青紫緑赤オレンジ黄色からは選べなくなりました。本人たちそんなに色分けに興味なさそうなのに、変な話ですねって話です。これからはこういう悩みもなくなるのかな。

【追記】
自分で書いておいてどこに着地させたかったのかわからないんですが、とりあえずあげます。はずかしくなったらけします。